境内風景
※掲載の写真はイメージ合成です。実際の景観と異なる場合がございますので、参拝の際の目安としてご覧ください。
由緒
社号「正元」について
「正元」は、諸人の心に宿る正直(ますぐ)――本初より人に備わる、真すぐな誠――より「正」の字を、根源の「もと」より「元」の字を取り、これを社号としました。
すめろぎの道に示されるなおひの本元に立ち、ますぐの正直を守り尊ぶことを本懐とする社であることから、この名を奉じています。訪れる皆さまが、心の原点に立ち返り、澄明な歩みのはじめを見出す聖域でありますよう、祈念しております。
社宝
三社託宣(さんじゃたくせん)
三社託宣
当神社の社宝であり、日本古来の神道信仰を象徴する三柱の大神様による教えが記されています。 その起源は1658年頃に刊行された『三社託宣鈔』(松本川斎著)によると、鎌倉時代後期・正応年間に 奈良の三社託宣池の水面に「天照大神・八幡大神・春日大明神」の三社の託宣の神号と徳目が 示現したのを、伏見天皇の皇子で皇族であられた聖珍法親王が写し取り、三社託宣とされました。
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・天照皇大神宮(中央)
「正直」の教え。誠実な心に神の加護が宿る。 -
・八幡大神(右)
「清浄」の教え。道を踏み外すことなく魂を清く保つ。 -
・春日大明神(左)
「慈悲」の教え。慈しみこそが神道祭祀の根本である。
託宣本文と現代語訳
【天照皇大神宮】 ─ 正直 ─
原文:「計謀雖レ為二眼前利潤一必当二神明罰一、正直雖レ非二一旦依怙一終蒙二日月之憐一」
読み下し文:謀計は眼前の利潤たりと雖も、必ず神明の罰に当る。正直は一旦の依怙に非ずと雖も、終には日月の憐れみを蒙る。
現代語訳:
謀(はかりごと)を巡らして目前の利益を得ようとも、必ず神明の罰を受ける。
正直な心は一時の助けにならないこともあろうが、最後には天地(日月)の憐れみを蒙る。
【八幡大神】 ─ 清浄 ─
原文:「雖レ食二鉄丸一不レ受二心穢人物一、雖レ生二銅焔一不レ到二心穢人処一」
読み下し文:鐵丸を食すと雖も、心汚れたる人の物を受けず。銅焔に座すと雖も、心濁りたる人の處に到らず。
現代語訳:
たとえ熱い鉄の玉を食べるような極限の苦しみにあっても、心の汚れた人の施しは決して受け取らない。
たとえ銅を溶かすほどの炎の上に座るような苦痛にあっても、心の濁った人のもとへは決して行かない。
【春日大明神】 ─ 慈悲 ─
原文:「雖レ曳二千日注連一不レ到二邪見家一、雖レ為二重服深厚一可レ赴二慈悲家一」
読み下し文:千日の注連を曳くと雖も、邪見の家には到らず。重服深厚たりと雖も、慈悲の室に赴くべし。
現代語訳:
千日もの長きにわたり注連を引いて清浄を保っていても、邪な心の家には神は決して降りない。
たとえ重い喪に包まれていても、慈悲深い家には神は赴くものである。
御祭神
天神地祇八百萬神
(あまつかみ くにつかみ やおよろづのかみ)
始まりの神である虚無大元尊神を中心に祀り、そこから生まれ来る八百万の神々を祀る事で、
様々な御神徳をお授け下さいます。
大国主大神
国土経営の神。出雲神話の中心であり、国譲りを経て天津神との調和をなした国津神の祖。縁結びや福徳の神として崇敬されます。
天照大神
太陽を司る最高神であり、皇室の祖神。国家鎮護と万民の繁栄を見守る「万人の親神」として広く信仰されています。
少彦名神
知恵と産業の神。大国主神と共に国造りを行い、酒造、医療、温泉の知識を広めた「暮らしの守護神」です。
八幡大神
武運と国土守護の神。応神天皇の神霊を奉じ、厄除けや勝負事の神として武家から庶民まで厚く信仰されています。
春日大神
藤原氏の氏神。武と祭祀を象徴する四柱の神々の総称。家門繁栄と除災招福の守り神として親しまれています。
稲荷大神
宇迦之御魂神を主祭神とし、穀物・農業の神。白狐を眷属とし、商売繁盛・五穀豊穣・金運向上の神として全国で厚く信仰されています。
ご祈祷
ご祈祷は、神前において神職が祝詞を奏上し、参列者の願いを神に届ける神事です。人生の節目や特別な願いがある際に執り行われます。
三社託宣祈祷
三社託宣で示された三柱の大神様の御神徳(正直・清浄・慈悲)をいただく、垂加神道に淵源を持つ当神社独自の御祈祷です。「三種大祓」という特殊な祓詞を奏上し、心身を深く祓い清めます。
垂加神道においては、『山崎闇齋先生』(または『山崎先生行状』)の記載にみられるように、
「泉少かりし比より古筆の三社託宣の一幅を秘し、朝夕これを誦せられ、これを掲げて拝する時は必ず盥嗽し袴を着けられしぞ。淨因若かりし…」
山崎闇斎先生が若い頃から古筆の三社託宣の掛軸を秘蔵し、朝夕これを誦(読誦)し、掲げて礼拝する際には手水(盥嗽)を行い、正装(袴着用)して臨んだと伝えられています。
一般祈祷
様々な御祈祷を取り行っております。当神社では御祈祷の際に特殊な祈念を執り行います。
祈祷種別
個人の方
- 合格祈願・学業成就
- 良縁祈願・安産祈願
- 厄除祈願・方位除け
- 家内安全・交通安全
- 心願成就・特殊祈祷
会社・団体の方
- 社業繁栄・商売繁昌
- 工事安全祈願
- 社運隆昌・除災招福
ご祈祷の式次第
- 修祓(しゅばつ): 心身のけがれを祓い清めます。
- 祝詞奏上: 願いを神様に告げます。
- 斎主施神法: 特殊な祈念を執り行います。
- 玉串拝礼: 玉串を捧げ、拝礼します。
当神社の特殊な祈念について
当神社では御祈祷の際に、特殊な祈念を執り行うことがあります。種類は様々ですが、占いに近いものや特殊な御神札・御守の頒布、禁厭(まじない)などです。通常は願意に合わせた運気向上の祈念を行いますが、事前にご説明いたしますので、特殊なご事情がある方はお気軽にご相談ください。
受付時間や初穂料については、必ず事前にメールにてご確認ください。なお、初穂料は5千円からとなります。
アクセス
〒185-0034 東京都国分寺市光町
JR中央線 国立駅より徒歩約5分
お問い合わせ
info@seigenjinja.com
※公共交通機関のご利用をおすすめします。